ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

足るを知る(トイレットペーパー編)

品切れを聞いて焦るのは、どれくらい必要かを知らないから。
サクラミルクラテ
カップで提供されなくなったけど紙カップも限定のサクラミルクラテ)

我が家のトイレットペーパー事情は、未開封1袋(シングル18ロール)を完全にストックしておいて、その袋を開ける頃にまた1袋買いに行く、というパターン。それと災害用とキャンプ用に2ロール車に積んでいる。
調べてみると人間は平均して1週間で1ロール消費するものらしい。販売単位で1袋12ロールが多いのは、4人家族で約1か月分という計算によるもの。

だんなにうちはどれくらい使ってる?と聞いたら、2週間で1.8ロールくらい、と即答された。
1回に使う量を測ってみたら大体60cm。1日に7回使うとして4.2m。トイレットペーパーは60m巻が多いから、1ロールで14日分。2人だと1ロール1週間分。日中は会社にいるから、だんなの消費量の目安は正確だと思わされた。私はそこまで細かく把握してなかったなあ、と反省。

レアチーズケーキとモンブラン 2019年10月

過去の新型インフルSARS・MARSが収束まで半年かかっていることを考えると、最大で6か月分程度の在庫が必要という計算になる。
オイルショック(昭和48年)の際のトイレットペーパー騒動は、11月に始まり翌3月に収束。つまり5か月分程度の在庫が必要。
当時より増産体制と流通が整ってると加味しても倍速(2.5か月)で収束するのは難しいかも、と予想すると、最低在庫を3か月は必要とみるのが妥当だろうか。
つまり我が家の場合は、最大6か月分(24週)=24ロール・最低3か月分(12週)=12ロールを常に所持している、という状態が好ましいという計算になる。

24ロール(理想)と20ロール(現実)の間には4ロールの差があって、まあつまり残り4ロールを切ったところで次の1袋(18ロール)を買う、もしくは、災害用ストックをさらに4ロール追加する、というのがこの度のペーパー不足騒動でわかった計算。
1家庭が4人と考えた場合48ロール必要で、平時から4袋(12ロール計算)ストックしている家庭がいったいどれくらいいるだろうか。
実は買占めしている人なんてほとんどいなくて、「買えばいいからストックはそれほど持たなくていい」と考えていた人が多かっただけだろうと思う。

レアチーズケーキとモンブラン 2020年3月

まあもちろんトイレットペーパーがなくなったところで、ウォシュレットを使うなり、ウエスを使うなり、代用品はいくらでもあるから、あまり心配していないけれど。
流通が安定したら、長尺タイプのを災害用にストックしとこうと思う。
たぶんそれが、うちにとっての必要な量。あと、1回に使う量を少し減らすことにチャレンジしてみたい。

必要なものを必要なだけ持つ。足るを知る、ということ。
まあうちは半年おきにレアチーズケーキとモンブランが食べたいってことで。