ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

汗疱さんのための手袋(たまねぎの皮染め編)

手袋
綿のてぶくろが重宝しています。

汗疱さんについてはこちらにまとめています。
nagareru.hatenadiary.org

もうすっかり治った気になっていたのだけれど、結婚指輪を再開したらそこから再発。
うわ指輪できない。そんなわけで指輪はネックレスにしました。リングホルダー便利。

金属アレルギーではないことはわかっているので、原因は硬いものと接触することによる物理刺激「摩擦」と思われた。そういや手提げ鞄で再発したからリュックに変更したのだ。
そんなわけで、症状がでていないときも手袋をすることにした。

もともとは塗り薬をしたあとのべたべた感緩和と保湿で始めたので、一番安い作業用のインナー手袋。

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それから、症状が大してでていなくても保護のために手袋をするようになり、いろいろ試した結果、価格と耐久性と好みが合致したのがこちらの製品で一番よく使っている。

福袋で色が選べないので、真っ白の手袋が届いてしまい、真っ白は目立つから染めようと思い立つ。
インナー手袋も色落ちしてきたから染め直すことにした。

たまねぎの皮
染液はたまねぎの皮。
我が家は基本生ゴミを出さない生活をしているので、たまねぎも皮も捨てずに保管しています。
きれいな部分は出汁になるし、多少黒カビがある部分も染料としては問題ない。
鍋に入れて煮出し。煮出した皮は雑草堆肥に混ぜ込みます。

媒染液
媒染液は鉄媒染にしました。
草木染をするようになって、最初につくった錆びた釘をいまだに使いまわしています。
今回も前回から1年以上経過していたのでいい感じに錆びていたので、入浴剤代わりにしているクエン酸と水を入れて放置。

釘
綺麗に錆がとれました。
コーヒーの空瓶で保管。普段は釘だけにして乾燥させて放置です。

染色後
染液→媒染液→染液→媒染液→染液→媒染液と、30分浸すのを繰り返して干すだけ。
いい感じのモスグリーンになりました。
タマネギの皮にはケルセチンという色素があって染まる。
ケルセチンの効果は、抗酸化作用・抗炎症作用・抗ヒスタミン作用。
薬用効果はどれほどかと思うけど、そういうのを身に着けるのって大事。
使ったあとの染液媒染液も雑草堆肥へかけて自然に還します。

手袋
一番左が染めた手袋。まるで最初からこの色だったみたい。

汗疱の症状(6月27日)
6月下旬。ほぼ症状がなかったのに再発(丘疹)。
この部分、ノートパソコン作業のとき、この部分を支えにしてキーボード打ってるからPCと接触する回数が多いところ。冬の間はまったく平気だったのに6月になったら手袋してても発症したから、季節的な要因も大きいらしい。
今はノートPCに外付けキーボードつけて、ハンドレストして作業しています。

汗疱の症状(6月29日)
すぐに水泡になっていきます。
去年はこの状態がさらにひどくなっていき、9月くらいまで続きました。

汗疱の症状(7月20日)
今回は2週間くらいで落屑がはじまりました。
去年汗疱相談したときに、体の熱を下げるのか上げるのかで、その時は下げるという判断で五涼華を処方されて乗り切った。
でも舌を見てもらったときに血流が悪いという話をされ、冷え性なのでは?と言われていた。
私は冷え性という自覚はなかったのだけれど、この汗疱の症状が出ている間、手の表面・足の裏だけ熱いという症状がでていて、これは血行不良(冷え性)なのが原因らしい。
というわけで2週間ほどサマハンを飲んだ。もしかしたらこれが効いたかも。