ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

雨風食堂(6)

雨風食堂(6)

飲み会で飲み放題な日本酒は、店にオマカセでいいけれど、自分で一品一品料理を選びながら、好きな人と飲むお酒は、もうその店の一番上等なものを出してくれいう気概でいきたい。だって量は飲めないのだもの。あと、やっぱり飲むならその土地のお酒。

石川県に旅行に行って、旅先の居酒屋で頼んだ熱燗。石川のお酒だと思ったら、富山のお酒でした。辛口でちょっときついかなと思ったけれど、こってりとした料理に合わせると飲みやすい感じでした。

 

  • 千寿

久保田の千寿。何も言わなくても冷酒で出てきます。これぞ私の愛する日本酒だわ、というすっきりとした美味しさ。なんというかこういうと怒られるかもしれないけれど、私にとって日本酒の美味しさって「上等な水」というイメージなのです。

 

日本酒が苦手だったときは、お酒特有のあのむわっとする感じがかなり苦手だった。あさ開もぬる燗にしてみると、そういう感じだったので、これはちょっときついな~と思いながら飲んだのだけれど、アジの香味焼をつまんでいたら、すっかり忘れていたので、結局日本酒は酒だけで楽しむものではないのだ、とか思ったり。