雨風食堂(1)
【雨風】 (酒を水、餅を風に当てるところから)酒も菓子も好むこと。また、その人。 【雨風食堂】 (雨風は菓子類、酒類の意)菓子、飯、うどん、酒など、なんでも食べさせる食堂。
へえ。
こういう言葉の使い方は今はしないと思うから、注釈しないと分からないけれど、辞書っていろいろ出てきて面白いわねえ。
そんなわけで、あまり行かない飲み会の、飲み放題とかで出てくる日本酒備忘録。
いわゆる「日本酒」としかメニュに書いてないお酒。持ってきたときに「なんていうお酒ですか?」と聞くことにしてる。しかし店員は銘柄を知らないことが多くて、調べてきてもらう。うーん。それくらい知っておかないと、店員。
基本的には誰でもクチにできそうな、かなりベーシックなお酒みたいです。玄人向けではないみたい。私は素人さんなのでいろいろなお酒を口にすべく注文。
飲んだことがないお酒ばかりなので、基本的には冷や(常温)で。あと全然飲めないから水を同時注文。でもこういう水を同時に注文するのって玄人っぽいらしい。知らなかった。和らぎ水(参照)というらしいです。
- 吉乃川
柏の「鳥彩々」で飲み放題メニュ。「よしのがわです」と言われて徳島?と思ったら新潟は長岡市のお酒。「吉乃川」らしい。私にはけっこう重たくて、水割りして飲みました。
- 大雪乃蔵
柏の「小樽食堂」で飲み放題メニュ。小樽食堂というだけあって、北海道の地酒「大雪乃蔵」。口当たりよくて軽い。和らぎ水を飲みながら、くいくい飲めた。
- 仙禽
宇都宮の「とらっとりあ天野」でクリスマスメニュ。「せんきんという地酒です」と紹介され、どういう漢字?と聞いたら、「仙人の仙に、きんは、ちょっと難しいですね」というので調べたら「仙禽」でした。このお店に案内してくれた先輩は「栃木の地酒だから大したことないよ」と言っていたけれど、今思うとイタリアンに合う日本酒としてはかなり上質だったのでは?と素人ながら思う。だってすっごい美味しい料理だったのに、その味を壊さないんだもの。