ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

炭熾し"UNIFLAMEチャコスタmini"


キャンプで使う燃料といえば、いろいろある。

我々も以前は専用ガスカートリッジが必要なものもあったけれども、遍路をしていたときに、専用品は高いし、どんな田舎でも入手できるというわけではないというのを痛感して、カセットガスへと移行。

だけれどもカセットガスは冬の火力が弱いし、お湯を沸かすのは得意だけど、魚を焼くには使い物にならない。キャンプで使うには物足りない。

そういうわけで他の燃料を探す。薪は、家から持っていくにはクルマのスペースを食いすぎるし、すぐに燃えて無くなってしまう。ホワイトガソリンがやたらうるさいのを知った。灯油やアルコールは、ライトにも使えるけれどもライトは電池と蝋燭で足りているので、垂れたり漏れたりすると面倒。

 

扱いが楽で、料理に使えて、持ち運びのスペースを食わず、燃費が良くて、あわよくば暖房にもなる燃料、ということで、現在は炭がメインです。炭も、安いのから高いのまでいろいろ使ってみたけれども、昨冬一酸化炭素中毒になりかけたので、今まで手を出さなかった備長炭にすることにした。

そうなるとネックは「炭熾し」。

今まで使った中で一番気に入っている岩手切炭は、火持ちのよさといい、灰の扱いといい、値段もそこそこで文句ないのだけれども、でもけっこう火熾し苦労してた。岩手切炭は黒炭だから白炭に比べれば着きやすい方。備長炭の火熾しは不安・・・、というのでついに買いました。UNIFLAMEチャコスタmini。

チャコスタmini

備長炭は、国産で、岩手切炭と値段が張り合える程度(1kg500円相当)ということで、宮崎の宇納間(うなま)備長炭を購入。

最初は説明書通りに、着火剤(ベスター1本)・黒炭(安いやつ)・備長炭。30分でチャコスタから出せる程度に! 2回目は、着火剤(ベスター3本)・備長炭。同じく30分で完了。チャコスタ凄い!

備長炭は、最初に火熾しした炭で2時間余裕で料理できる火持ちのよさに感動。石のように硬い備長炭は少し動かすのにも崩れたりしない。灰も飛び散らないし泥みたいにならなくて扱いが楽。煌々としている炭はほんとうに奇麗でこれから備長炭オンリーでいけそうです。