ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

映画館をハシゴするならイオンシネマ守谷がいい田舎のネズミ

東京シティビュー(東京タワーとスカイツリー
今年は歴代で一番、映画を映画館で見た年だと思う。
togetter.com

録画した映画を一日に何本も見る、あるいはレンタルビデオを夜通し見る、というのが、中高時代の私の休日の過ごし方、だった。それは映画館が遠くて、大画面で見ることよりも、何本も見ることを優先した結果だ。
電波が悪く数チャンネルしか見られない実家にケーブルテレビが導入されたのを機に、親がWOWOWに加入してくれたのが大きい。
父が若いころは地元に映画館があって、1チケットで入れ替え無し、2本立ても多くて一日中映画館に居られて、握り飯持って行って朝から晩まで映画を観たという話も、そのとき知った。
映画「魔女の宅急便」でキキが家を出て自分で住む町を見つけるのに「海の見えるとこ探すつもり」と答えるシーンがある。
私も「映画館があるとこ探すつもり」とずっと思ってきた。
家を出て大学生になって一人暮らしを始めたころ、映画館がシネコン化したり近くで映画祭があったりして、憧れの映画館が、身近になった。私の映画の好みも大学時代に培われたと思う。
ja.wikipedia.org

東京シティビュー(富士山の頭だけ雲の向こう)

それでもまだ、東京でしかやってない映画を観るために、東京に行かないといけない。
社会人になっても、少なくとも東京日帰りできる距離に住みたいと思った。
いわゆるミニシアターにもあちこち行ったけれども、私は映画館に行きたいわけではなくて、映画がそこでしかやってないから仕方なくそこに行く、ということに気づいた。家で見られるならそれでいい。ディスク化してるなら買う。だからこそ映画館で見るなら、いい椅子でいい画面でいい音で観たい。できれば人混みは避けたい。
つまり可能な限り東京から離れたいし、東京に住みたいわけではない。
そう思って今は守谷市に住んでいます。

30 周年記念展「ALL OF EVANGELION」
いわゆる映画マニアではないので、どちらかというとマンガコミックが好きで、その延長にアニメや映画がある。
そしてマンガがアニメ化映画化するにはある程度大衆ウケしてもらわないといけない。
そして大衆ウケした結果、地方の映画館でも上映してもらえるのだ。
最近なぜかリバイバル上映の機会が増えて感動した。
見たくて見られなかった作品が映画館で見られるなんて、大人になるって素晴らしい・・・。

当時地方では上映していなくて、今年守谷でリバイバルで観た2本。当然ディスクは所持済。
www.ghibli.jp
patlabor.tokyo

士郎正宗の世界展~『攻殻機動隊』と創造の軌跡~

今年東京でしかやってなくて見に行ったのは3本。
www.tms-e.co.jp
shikanokuni.vfo.co.jp
www.kadokawa.co.jp

はてなブログにも書いたな。
nagareru.hatenadiary.org
nagareru.hatenadiary.org

永野護デザイン展

よく映画館の回数券やポイントカードがあったりするけれども、見たい映画が回数券のある映画館とは限らないので、ポイントカードも回数券も使ったことがない。でも今年は、イオンシネマ守谷での上映が多くて、上映館が近いなら一番近いところに行くに決まってる、という鑑賞ができた。
シネコンが住んでいる市内にあるって、なんてすばらしい・・・。
イオンシネマ守谷でみた4本。
wicked-movie.jp
kishiberohan-movie.asmik-ace.co.jp
exit8-movie.toho.co.jp
wwws.warnerbros.co.jp

映画料金が値上がりしていて、タイパが悪くなる一方で、イオンシネマ守谷は夫婦50割(二人で2400円)をいまだにやってくれていて重宝している。それでも以前は2000円だったのだ。
入場特典商法のせいで、同じ映画を何回も観る、という必然が生まれたが、これにも重宝した。
イオンシネマ守谷でリピート鑑賞した3本。
sh-anime.shochiku.co.jp
www.gundam.info
chainsawman.dog

おかげさまで忍たまは5回、ジークアクス4回、チェンソーマン4回観ていて、今年は毎週映画館に行ったような錯覚すら覚える。
日程と時間と場所と入場特典商法の都合で、チェンソーマン4回目は昨日池袋で観たのだけれど、どの映画館も一日1回上映になっていて、TOHOとグラシネが受付開始と同時に満席という事態になり(東京おそろしいところだ)、まだ空いてたHUMAXを予約して見に行った。
ひさしぶりにひどかった。
HUMAXってこんな古かったっけ?っていうくらい古いつくりで、席の高低差がないから前の人の頭が気になる、画面が遠く感じる、解像度が低い。
イスはぺこぺこ、音響はちぐはぐ、無駄な重低音スピーカー。
イオンシネマで同じ映画を3回観たあとだから余計に感じる違和感。
(ジョイシネマからHUMAXシネマズに変わったのが2000年だから、25年も経つのか!)
特典目当ての客が多かったのはわかるけど、上映が始まって20分過ぎても人の出入りがある、エンディングの後のCパートがあるの分かってるはずなのにエンディングで帰る客。
チェンソーマンの中で、都会のネズミと田舎のネズミのどちらがいいかという話がでてくるのだが、私は田舎のネズミがいいや、と連れと話をした。
まあ守谷は「トカイナカ」くらいには都会で、私が思う「田舎」だと映画にも行けないのだけれども。

ちなみに同日ハシゴして観た「花の詩女 ゴティックメード」は、TOHOシネマズ池袋でDolby Atmos料金を200円上乗せした「プレミアムシアター10」で観たわけだが、解像度が高く音響がすばらしく、当然椅子もよく。楽天ポイントで観られたのもよかった。
我々と同じように「永野護デザイン展」のあとに来たと思われる方が何人も見受けられた。
こちらも早々に満席だったわけだが、開始前には全員正座で画面に向かうような落ち着きがあり、上映が完全に終わって照明が落ち、再度点灯するまで誰も席を立たない、という素晴らしい客層だった。

それでも、HUMAXもTOHO池袋も、ビルの上階での上映で、シアターに入るまでに1人用のエスカレーターを何本も乗り継がねばならず、これ火事や災害にあったら逃げられないなと思った。
映画の前後に休憩するためのカフェも満席ばかりでゆっくりと落ち着けない。

今見たい映画が1本あるけれど、最寄りが「シネスイッチ銀座」か「新宿武蔵野館」で、ものすごく躊躇している。どちらも立ち見を許容する映画館で辛かった記憶しかない(コロナ後の今は全席指定の入替制のようだ)。
mumyonohashi.com

パンフレットラック

予約せずにいついっても好みの席に座って見られるイオンシネマ守谷。
ほんとにがんばって営業していただきたい。
開業当時はミニシアター系の映画も上映してくれていた貴重な映画館でした。
いまだに夫婦で話題になる「長江哀歌」はイオンシネマ守谷で観たのだよねえ。
www.bitters.co.jp