ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

キャンプ飯は冷蔵庫のありもので

ホットケーキ
キャンプだからって、凝った料理をしない。

初代の山岳系テントでは、移動がメインの野宿なので荷物をできるだけ減らしてた。
最初は暖かい飲み物が飲みたいというだけだった。
長期の移動旅では基本外食で、節約のために自炊するのだけれど、いわゆるキャンピングガスはどこでも手に入るわけではないから、どんな田舎でも手に入るカセットガスへと移行。
カップラーメン等の麺類はすぐに飽きた。
パスタや焼きそばは、水を捨てるのがもったいない。
炊飯袋という道具を手に入れて、ワンカップでごはんが炊けるようになると、レトルト食材へとバリエーションが広がった。白米は偉大だ。保存性や携帯性が高く、安上がりで単品でもおいしくて飽きない。
炊飯袋はもう全く使ってないけれど、今や100円ショップにもあるらしい。

私はボーイスカウト経験者ではないけれど、小中高のスクールキャンプは一通り経験している。
他校生との交流がメインである学外サマーキャンプや林間学校にも積極的に参加した方だと思う。
しかしそこで学んだことは、太いスチールポールのAテンは重くて臭くて嫌いだし、みんなでわいわい食事は性に合わない、そして焚き火でつくる飯盒炊飯+カレーほど面倒なものはない、ということ。
正直あれほどつくるのも片付けるのも面倒な料理はほかにないと思うわ。
今だったらピーラーとスクレーパー絶対持参する。
焚き火はものすごく木材を消費するし、調理器具が煤で汚れる。
クレンザーを素手で使うとか、今は絶対やらない。まさに学生行事。

炭火料理
キャンプ場でのキャンプ、をするようになってから、炭を熾すことを覚えて、燃費の良さ・管理の簡便さに感動。
薪より携帯性が高いし、ホームセンターならどこでも入手できる。車に常備も可能。
ガスより長時間の料理ができるし、数種類を同時に調理できる。ゴミがでないし、暖が取れる。
あまり熱源の種類を増やしたくないので、ガス・炭・電池・ろうそくの4種にしています。
家族キャンプをする同僚からは、液体燃料(石油・灯油・オイル・アルコール)の有能さを聞くけれど、あれは大人数向きで、うちはそこまで大規模・長時間は使わないなあと思う。液体燃料の種類が多い上に液だれ等の管理が面倒。
妹は登山やソロキャンプをするので、固形燃料いいよーとしきりに教えてくれるのだけれど、デュオキャンでは料理にも暖房にも足りないので、ガス缶が優位かなと思う。

スノピの焚き火台S
炭火料理は、スノピの焚き火台Sをずっと使っています。小さくて頑丈。高さが可変なのも火力調整できていい。
燻製料理とかもしたことあるけれど、チップをわざわざ買う必要があるので気が向いたときだけ。
家の冷蔵庫に残ってた食材や賞味期限が近くなった缶詰とかをローリング消費することが多い。
スーパーにはキャンプ前に立ち寄る程度なので、生肉や生魚といった生鮮食料品はあまり使わない。
スーパーの食材としてはソーセージ率が高いかな。
日持ちもするしそのままでも食べられる、焼くのもボイルも美味しい。スープにも使える。

かね吉のもう一品シリーズが味も価格も量も気に入って、マラソンするときは必ずチェックようにしている。
キャンプでも大活躍。

ボローニャのパンは高くても5年保存がおすすめ。
3年なんてすぐだから!

キャンプでは代表格とも言えるダッチオーブンや鍋も持ってないな。
ゆるキャンではなでしこが陶器鍋を毎度持ってきてスゲーなとか思うけど、4人分以上作ること前提なんだよな。
定番と言われるメスティンやシェラカップホットサンドメーカーも持ってない。
そもそも調理器具として重い・大きい・長いのは苦手。
極限まで軽量化したワイヤーハンドルも苦手。
鉄・ステンレス・チタンは好きだけど、アルミ・フッ素加工は避けたい。
ハンドルカバーとかつけるのも、洗うとき面倒だしな。

ミニロースターを普段遣いしているので、キャンプに持っていくのも忘れないようにしている。
炭にもガスにも使えるし、パンを温めるのは言うまでもなく、おにぎりやソーセージも焼ける。
夫が持ってる最も古いキャンプギアはチタンクッカーなのだけれど、チタンクッカーの火加減にも重宝する。

100スキ おぎのやの釜
100スキとおぎのやの釜が、重くてもあえて使ってる調理器具、です。
皮手袋で料理します。
スノピのケトルno.1は、クッカーセットに含まれていて無料気分で手に入れたのを使い倒しています。

我が家ではホットケーキミックスは常備ストック。
常温保存できる豆乳も常備ストック。
100スキでつくるホットケーキのぶ厚いこと!至福。

おぎのや釜でつくる白米が、最も失敗がなくて美味い!
玄米と無洗米を5kg消費したら10kg買うという交互サイクルで備蓄するようにしたので、キャンプでは無洗米使います。
米研がなくていいし水捨てなくていいのが便利。
白米+野菜スープが我が家の定番キャンプ飯です。

キャンプキッチン
ウォータータンクを買ってから、キャンプ場の炊事場には最初に水を汲みに行くだけになった。
キャンプ中「一切炊事場に行かない」ということがこれほど心の平穏を保てるとは。
飲用・食事用・手洗い・食器洗い・ハミガキ・洗顔・ちょっとした掃除等で使うのだけれど、2人で使っても3日間で10Lも消費しない。
災害時には飲料用と調理用だけで一人当たり1日3リットルの水が必要と言われており、最低3日分として9リットルの備蓄が必要と言われるけど、まあ9Lあれば3日は余裕だなと実感する。

調味料
調味料入れは、たれビンを使ってきたのだけれど、なんだかんだでなくなってしまったので、余ってたガラス瓶使ってみたらもうこれでいいや、という気になった。
使い道に迷走していたタッパーにいれたら漏れ防止にもなって一石二鳥。
オリーブオイル・塩・しょうゆ・酒・スープの素。
スープの素はコンソメを使ってきたけど、永谷園の業務用スープが便利すぎて愛用中。

塩はクレイジーソルトが好きでしたが容器がイマイチなので、ハーブソルトに切り替え。
肉魚米野菜、スープにも下味にも使える。
精製塩より味わいがあり、粗塩より面白みがあって使い勝手がラクな点でキャンプ向き。

そんなこんなで、持って行ったギアは大体ほとんど使う。
多分災害時に生き残れたら、キャンプと同じことすると思う。
もちろん災害時にもお金があって店が営業してれば、外食する。
そういえば東日本大震災のときもそうだったな。

裏磐梯まできたら、山塩ラーメンとソースカツ丼ははずせない。
山塩が大量生産可能になったようで、山塩ラーメンがあちこちで食べられるようになったけど、人気店がより人気になっていた。
しお〇の山塩チャーシューラーメン
めだかのがっこのソースカツ丼、わかさぎ追加で

最後に今回お世話になったお風呂。
たばこ屋旅館
たばこ屋旅館さんのお風呂・ひとり400円。
朝9時くらいだったのに、お風呂利用できますよと声かけてもらった。

浴槽 カランはふたつ
貴重品ロッカーもなにもない旅館の内風呂ですが、独占できるのうれしい。
朝風呂最高!
いつも通ってた「湖望」が混むことが多くなってきたからこちらが狙い目かもです。