ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

桧原湖・早稲沢浜キャンプ場(7)

早稲沢浜キャンプ場
予約嫌いこそ要予約。

コロナ禍とキャンプブームが重なった結果、我が家では「キャンプに行かない」という事態でした。
予約なしで行っても大抵空いていたキャンプ場が、どこも「完全予約制」になったのも大きい。
3年ぶりのキャンプ再開にあたって、もう「予約なしキャンプ」は無いな、と諦念して予約した。
チェックインは13時。
以前はチェックイン時間前にも受付してくれてそのゆるさが好きだったけど、完全予約制となったからには、時間も守ります。
果たして、私の前にいた客が受付で予約なしを理由に断られていて、予約して行って正解でした。
管理人さんからは「GW中は客が多いからテントを張る場所は距離を保ってお互いに気を遣って」とご助言いただきましたが、完全予約制になったことで、上限組数が設定されているようで、以前のGWより空いている、という印象を持った。
まるで誰もいないかのような写真が撮れるくらいには、距離が保てました。

利用料金は一人1500円だったのが、駐車場代1000円を上乗せするようになった。
つまり我が家は1500円×大人2名+1000円=4000円が1泊。
1泊1000円値上げになったわけだが、管理人さんがしっかりしていたり、こまめに掃除をしてくれていたり、炊事場が新しくなっていたり、男子トイレが改善されていたり、フィールドが整備されていたりして、値上げ分快適度が上がったと感じられて良かった。
ホームページでは「ゴミはすべてお持ち帰りください」だったけど、GW中のおかげか、ゴミ捨て可能でした。ありがたい。
今年のGWは5/3~5/7の5連休。
最終日は休養日にしたいので、5/6には帰宅、ということで3泊。
初日はテント立てただけで終わり。

足湯(写真は2019年撮影だけど変わらず堪能できたので掲載)
キャンプ場にある足湯も健在でうれしい。湯温が45度くらいあって、足湯に最適。
プラティパスに湯を入れて湯たんぽにします。
予約のときに管理人さんが「朝は氷点下になりますから冬キャンプのつもりで」と教えてくれて、(知ってるけど)そのつもりで対策します。
初日が一番冷えて、湯たんぽ様様でした。
客層も初日に一組騒がしいのが居たくらいで、あとは静かなものでした。
冷えた夜で肝が冷えたことでしょう。

堀ができてたが埋まってた
キャンプ再開に当たっては、当然カヌーもやりたい、というので2日目はカヌーも引っ張り出して組み立てます。もう久しぶりすぎて組み立て方忘れた、と1時間ほど格闘。
桧原湖はいまだかつてなく水位が高かったけれど、以前だと湖に沈んでいた浜の部分が少し埋め立てられたようで、ちゃんとした陸地になっていた。
浜に堀ができていてココから出艇!と思ったら、出口が波で寄せられた砂で埋まってて出られず、結局出艇は別のところから。
堀のほかに、前はなかった船着き場というか桟橋のようなものができていて、ロープが沈んでて注意!しつつ、周辺散策。

カヌーで花見
裏磐梯は山桜が満開で、カヌーで花見もできました。
このシーズンはバス釣り客も多いので、エンジン付きの舟を迂回しつつ漕ぎます。
夕凪で漕いでみただけなのに、なんか久しぶりすぎて、色々ヨロヨロ。
腰が筋肉痛。

大山祇神社
3日目は朝凪の中、出艇。
大山祇神社にも参拝。
もう一つの鳥居は桧原湖の水位が高いために、鳥居のブイがなければ見つけられないくらい深いところに沈んでいました。
対岸に上陸して、お風呂入って、ブランチ食べて、昼には戻ってきて昼寝。
夕方にはカヌーを片付けます。

4日目・最終日は雨予報でしたが、予報が後倒しになってくれたおかげで撤収まで降られずに済みました。初日にはモノポールの三角テントが半分くらい占めてて、モノポールの流行っぷりにびっくりしたのだけれど、雨予報の最終日には一つもなく、雨予報何それ?みたいな古い玄人テントがほとんどで、ああいつもの桧原湖だ、と思ったのでした。雨のモノポールは使いにくいだろうなー。

地震雲
初日(5/3・水)の早朝に見た地震雲
これまでの経験上、GWには必ずどこかしらで、それなりの大きな地震があることが常で、休暇中に災害対応になったら大変と仕事パソコン一式車に詰め込みました。
まあパソコンは起動せずに済んだけど、緊急地震速報が鳴ってびっくりしたら、石川県で最大震度6強を観測する地震(5/5・金 14:42分頃)。
地震雲地震はまったく関係ないそうだけど、日ごろから地震には気を付けたいです。