ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

ホテル雅叙園東京の浴衣プランに行ってきた

百段階段
浴衣持ち帰り+着付け+ランチ=税込13000円。

www.hotelgajoen-tokyo.com
友達がこのプランを見つけて、浴衣ランチしに行こうと誘ってくれました。
相場感からすると、ランチ5000円+浴衣3000円+帯1000円+下駄1000円+小物1000円+着付け2000円というところかしら。
柄は選べないし、浴衣も帯も下駄も小物も持ってるから、普通に浴衣着て行ってランチすれば安いんじゃね?とか思ったのだけれど。
綿麻浴衣がプラス2000円だったので綿麻だったらお得かも、プロの着付けは機会があれば見ておきたい、「和のあかり展」が半額600円てのは魅力的、帯板は夏用のを持ってないから欲しいかも、下駄も今は1つだけだからもう一つあってもいいかも・・という打算が働く。
何より毎年やってる浴衣イベント、去年は結局できなかったし終日雅叙園ならヘタな遊びより安全安心!行くなら夏休み前でしょ!と申込。
ちなみに全室個室「渡風亭」に行きたかったのだけれど、「ぬれ縁」は平日限定、土日は室料15000円上乗せ、そしてそれでも希望の日には満室という状況でした。
うん、このプランが大人気だってのはわかる。

着付 帯
数えてないけど2人組が多くて、8組くらいだったかしら。
吊るしの浴衣から好きな浴衣を選んで、テーブルの帯・巾着、床に下駄が並べてあって選ぶという流れ。
綿麻は10種類と種類が少ない、正直争奪戦です。
一度手にした気になるのは、吊るしに戻してはだめ。人が持ってるのがよく見えるから戻した途端にとられマス。
柄が少ないから、2000円減額で綿でもいい、とのことでしたが、綿浴衣は正直柄も幼いのでなし。綿だとLサイズもあるのだけれど。

安い綿麻浴衣買うなら紅型柄と思ってたし、プランのサンプル写真にも紅型柄があったので、迷いつつも紅型柄。ちなみに紅型柄のは2種類あって似てるのに微妙に違うからまた悩む。
ようやく浴衣を決めたら、友人が下駄のデザイン種類が少ないから先に選んだ方がいいと教えてくれて悩んだけど、友人オススメを選択。巾着はどれもイマイチだったので、浴衣と同じ色がある紺×朱赤のをセレクト。
帯は赤紫系と最後まで悩んだけど、青×水色にしました。
友人が速攻で決めてたグレーの浴衣(1枚しかなかった)が、素敵でよく似合ってた。

友人の浴衣 雅叙園の滝庭

着付はさすがの手際の良さ。
綿麻はMサイズしかないから、私の身長164cmからすると、ぎりっぎり。
身丈はおはしょりがとれるかなという程度で、裄丈は浴衣じゃなければ着られないかな、という袖の短さなんだけど、着付けが上手かった!
おはしょり位置は帯のすぐ下になるように腰ひもで決めて、衣紋はたっぷり抜いて、衿合わせを鈍角にしてもう1本の腰ひもで胸元・衣紋位置を固定。
kimonoshake.jp

きものすなおさんでも紹介されてた着付けと同じなんだけれど、おはしょり位置の腰ひもと胸元を決めた腰ひもの間の、余った浴衣部分で胸下の腰ひもを隠すように折りたたんで重ねて帯板で抑えるというのが上手い!
実際一日着てても胸元は緩まなかったし、袖も短く感じない。
これは今度まねしよう。

浴衣帯はよくあるポリエステルのリバーシブル帯。
みんな基本の文庫結びをアレンジしてるだけなんだけれど、羽のアレンジでこんなになるのね~というので、他の人のをいろいろ見ちゃう。
10時の受付から着付け終了まで1時間足らず。
結婚式場ではよくある大きな紙袋をもらったので着替をまとめ、クロークに預けます。

百段階段 紺の金魚はオリンピック仕様
11時から中華「旬遊紀」での贅沢ランチ。好みも聞いてくれるし、ジャストなタイミングで料理が次々でてくる。そして文句なくうまい。
13時30分から百段階段。和のあかり展は、毎年定番の展示なんだけれど、どこを撮影してもいい!というところがうれしい。というわけで百段階段で撮影。
そしてそのあとカフェラウンジ「パンドラ」で、ラストオーダー時間までひたすらカフェしてました。
カフェラウンジから見られる滝の庭では、今まさに結婚式を挙げるカップルが入れ替わり立ち代わり記念撮影していく。幸せそうな顔をみているのは楽しい。
ウェディングを見ているのは楽しい。結婚式場雅叙園ならではの楽しみです。
このご時世で、結婚式を断念している人も多い。実際多くても1組30人程度で、雅叙園規模からすると少ないなと思う。フォトウェディングだけの人もいるんじゃないかと思う。
でもこんなご時世だからこそ、結婚式はしてほしい。

ちなみに私が選んだ浴衣は、楽天にもありました。