ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

お客様の来る日の、茶の間

茶の間リビング
我が家に客間はありません。
リビングというよりは、茶の間。
年に1~2回程度だけど、ないわけじゃない、お客様を迎える日。

友達や家族だけでなく、例えばガス点検の人を家に入れてみてもらったりとか、例えば営業の人に来てもらったりとか。
玄関入ってすぐリビングなので、一つしかないこたつテーブルに座ってもらいます。
PCモニターはOFF。
来客1名の場合は、この写真の角度に向きを変える。
客が2人のときは45度ずらして、入口に近い方に客を置く。
座布団敷いて、4人座れる仕様にする。

入口から一番遠い、いわゆる上座に主人を置いて、対面の下座に客を置きます。
出入口から入って、すぐそのまま座れる位置がお客様の席。
この玄関口に一番近い席(通常は下座)が、我が家のリビングでは上座だと思ってる。
窓から外が見やすく、キッチンが目に入りにくい。
私は客を左手、主人を右手、背をキッチンにして、キッチンに一番近い場所にすることで、茶がだしやすい。
客は、テーブルを回り込んで座らないので、出やすいしトイレにも行きやすい。

6月はネジバナの庭
車で来るお客様のために、3台停められる駐車場の一番停めやすいところを開けておく。
事前に、駐車場があるから路駐はしないようにとお知らせする。
前面道路が12mなので、路駐されては事故の元。
掃き出し窓から、駐車場が見えるのが、この家のお気に入りの一つ。
客が来たのはすぐわかる。
もちろん郵便や宅配の車が来た時もわかるのがいい。
予定された客が来る場合は、玄関をピンポンする前に、玄関を開けて出迎えるのがセオリー。
逆に望まない客が来たときも、玄関まで来る前に来たことはわかっているし、どんな客かもだいたいわかる。(だからでない)

ツバメかわいい
掃除機をかけ、普段テーブルに置いているペン類は片付ける。
私の座椅子は片付けて、座布団並べる。
感染症対策のために、窓を開けて(換気)、あらかた除菌シートで拭く。
飲み物は、衛生面的な意味も含めて、小さな缶のお茶にした。
今日のお客様は営業さんなので、飲まないだろうけれども持って帰ってもらいやすい。
商談は私が主で話を聞くのだけれど、対面に主人を置いて黙って座ってもらい、90度で話す方が、色々牽制できるし、話を聞きやすい。
これは主人がいなくて、私一人の時も同じ位置で同じようにしている。
90度に座れる正方形のこたつは、対面で座る必要がないという意味でも、都合がいい。

そういえば、この家を購入する際に下見に来て、お隣さんに話を聞いたら、「1階に一間しかないわよ!(いいの?)」という言い方をされた。
まあ私も客間のある家で生まれ育ったから、茶の間に知らない人を入れるのは不便かなあとも思ったけど、今は客間がない小さな家でも十分だと思う。