ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

中古の家を買ったら12坪でした

1F:南のリビング
建築面積12坪。2階建てなので延床面積は24坪(80平米)。

欲しかったのは、車3台が並列駐車できる、小さな家。
なおかつ、陽当たりがよく風通しがいい家。
だんなとは、2K・40平米のアパート暮らしを13年したから、まあ家は12坪(40平米)あれば十分、と思っていた。
別に狭小住宅に住みたかったわけじゃないし、広い土地が欲しかったわけでもない。
しかし車並列3台となると、間口が9mはある土地、ということになる。
引越の理由が、駐車場は家の目の前に欲しいというものだったから、マンションという選択肢はなかった。

1F:西のキッチン

家を探していた時に、職場の近くに新築建売住宅街ができて、内覧会をやってたので同僚と見に行ったことがある。
最寄りの主要駅からバス15分、4000万くらいで、土地面積30坪(100平米)に、延床面積95平米くらいの家が20軒くらい。
新築素敵~と窓を開けてみると、3面とも目の前が隣家で、陽当たりは道路側の1面だけ。
いくつかの家をみれば、隣家に接する窓は大体FIXされてて、採光をとるだけとわかった。
そして窓が大きい場合は、外から家の中が丸見えで、窓が大きければいい、というわけでもないこともわかった。クローズ外構で、駐車場は1台。旗竿地の場合は縦列2台。
からしてみると、これが守谷市の4倍の人口密度、地価公示でいうと倍価格ということか、と驚愕したものだ。

1F:北の洗面・風呂

友人が住む駅前アパートの駅の反対側に、分譲住宅地ができて見に行ったことがある。
最寄駅から徒歩10分圏内、3500万くらいで、土地面積45坪(150平米)に、延床面積100平米くらいの家を建てるというもの。
人口密度では守谷市の3/4くらい、地価公示でいうと守谷市と同じくらいの土地。
陽当たりと風通しと庭付きを売りにしてた。
モデルハウスでは、これが陽当たりと風通しを重視した家かと勉強になった。
日差しを制御する植樹、暑い空気を逃がす風の通り道、空気を動かす窓の配置、隣家との距離感、隣家との建物の向き、オープン外構。しかし駐車場は最大2台で縦列か直角にしか止められない。
友人に言わせると、駅の反対側は土地が低くて浸水しやすいからずっと田んぼだったところで、駅前なのにずっと宅地化されなかった、洪水対策が強化されたから安全だっていうけどね、とのこと。

2F:東の書斎

そして、職場を異動した先輩が、建売住宅の家を買った。
最寄駅から徒歩10分圏内、新築2300万で売り出され、土地面積35坪(115平米)に、延床面積100平米くらいの家。
オール電化で駐車場は直角で2台。2階に3部屋もいらないなと気づいた。
人口密度では守谷市の1.5倍、地価公示でいうと守谷市の1.2倍くらい。
購入の決め手は何ですかと聞いたら、安かったから。
なんで安かったんですかと聞いたら陽当たりが悪いから。
陽当たりが悪くていいんですかと聞いたら、太陽が苦手だから暗い方がいい、とのこと。
そういう人もいるんだという衝撃。そして陽当たりが悪いというのはこういうことか、と知った。

2F:南の寝室

そんな感じで、色々な物件を見ることで、私が欲しい広さと陽当たりと風通しのイメージが固まってきた。
カーポート3台、陽当たり良好、66坪の土地に12坪の家。
今の物件を見つけた時には、まるで私のために建ててくれたような家だ、と思ったものだ。
ん?しかし土地に払う金額は、上に上げたどれよりも我が家の方が高くなる計算だな。

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