ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

チャツボミゴケを堪能する

日本国道最高地点2172m
国道最高地点までは余裕のドライブでした。

長野・渋温泉からは国道292号を使えば、草津なんてすぐそこ。
国道292号は、群馬に住んでたときに草津白根レストハウスまでは行ったことあるから、強い硫黄臭がする硫化水素のヤバイ道だってことは知ってる。冬季閉鎖だし、噴火警戒レベルが上がると通れない。夜間も通行止め。
でも今回、ちゃんと下調べして、オールクリア。
長野側からアプローチすれば、走破!と思ってた。
この先通行規制中
うんうん、知ってる知ってる。とか思いながら通過したときはまだ平和だった。
通行止
えええ。霧でも通行止めになるとは・・・。
そんなわけで有料道路・万座ハイウェイを予定外に全線走破。292走破ならず・・。
292使えばすぐそこのチャツボミゴケ公園まで、これでもかという大回りをさせられて行ってきました。
閉園時間に間に合うか微妙な時間だったけど間に合った。
バスで受付から公園まで移動。
穴地獄までは300mほど歩きますが、途中の遊歩道でもチャツボミゴケが群生していました。
遊歩道 遊歩道
草津温泉はpH2の強酸性温泉。その温泉ゆえに川にはなにも生息していないという。
穴地獄は、pH2.8といわれる硫酸酸性泉。温度は20度程だそうだ。
そんな酸性の中で生きていくチャツボミゴケの群生地・穴地獄。
穴地獄
穴地獄
穴地獄
すごいわー。ほんとすごいわ。絶景。
看板のコケ
看板のコケがかわいかったのでぱちり。
チャツボミゴケ味のジェラートとおまけの花豆ジェラード
受付のお土産屋でジェラード売ってたので購入。
チャツボミゴケ味ってなんですかと聞いたら、チョコミント味のようなもの、実際には桑の葉らしい。緑と茶色でチャツボミゴケカラーを出しているのだそうだ。
おまけで一番人気の花豆ジェラード。味はまあ、花豆の方がおいしい。
褐鉄鉱
群馬鉄山。昭和41年まで鉄鉱石を露天掘りで採鉱していたそうだ。
露天のくぼみに動物が落ちると助からない、という意味の穴地獄。
そこがラムサール条約に登録されるほどのレア湿地帯。
国の天然記念物たるチャツボミゴケの群生っぷりは、元鉱山とは思えない緑です。
自然ってすごい。
旧太子駅
一応、群馬鉄山で採掘された褐鉄鉱を出荷するための主要駅・太子(おおし)駅にも行ってみた。が、入場時間が午後4時までで入れず、無念の帰宅。