ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

神様を北西の天門にお祀りして参拝する

神棚ライト
神棚を置くのに最も重要視したのは、静かで、掃除ができて、参拝しやすい場所。

神棚を置くルールというのは調べると色々ある。
私は神様は家じゅうのどこにでもおられると思うので、基本どこでもいい、と思う。
しかしせっかくお祀りするからには、神社を参拝するようなイメージで、静かな場所にしようと思った。
埃を溜めたくないから手入れしやすい場所で、日常生活の中で目に入る場所がいいと思った。
これまでは書斎の本棚の上。
南東
nagareru.hatenadiary.org

神様の後ろから太陽が上がる、後光のイメージで南東の壁に置いていて、これはこれで好きだったのだけれど。
神様が見ている北西の洗面所で水漏れが発生。
ここは住み始めた当初から蛇口から水漏れしていて、わざわざ蛇口を交換したところ。
そこがまた水漏れ。
実は私は大学受験の時の受験番号が自分の好きな数字のゾロ目だった時から、シンクロニシティを警戒している。「意味のある偶然の一致」「共時性」「同時性」「同時発生」。
それはいいことも悪いことも内包している、いわばエネルギーの塊。
速攻で原因を突き詰めて水漏れ対策はしたものの、ここにある何かを鎮める必要があるという気にさせられて、すぐに神棚を移動することを思いついた。
神様は元々、南~東に向けるのがいいとされていて、北~西の壁にお祀りする必要がある。我が家の北~西向きの壁は、騒がしい(リビング玄関階段)・目に入らない(書斎納戸)・寝室(神様と寝所が一緒ってのもな)と不適格。北西の洗面所の壁も水回りだし、トイレの横になるからどうかな、とはずしてた。
でも本来北西は天門と言われ、神様が居るとされる高貴な方位。
しかも水漏れするほど湧水してると言える。
だんなに相談するとトイレにも神様はいるでしょと言うので、そうだなと思いなおした。
家が巽向きなのだから、神棚も巽向きにしよう。
ライトOFF ライトON
神棚を設置する際、玄関が鳥居に見立てられる。鳥居(玄関)から入って、階段を上る。
まず、洗面用のライトを常時点灯することにした。これは灯火の見立て。
通常の白熱灯だと電気代が恐ろしいので、変換ソケットで豆球0.5Wに交換。
使い道がなくなってそのままにしていた豆球大活躍。

次にこれまでは本棚で済ませてた神棚を設置。
仰々しいのは掃除が大変なので、清浄さを保つためにもシンプルなもの。あまり高い位置だと掃除が大変なので、手を伸ばせば届く程度の高さ。

石膏ボードに設置するには、これと決めている「ハイパーフックかけまくり」を使ってるのが気に入った。

設置も簡単で、ガイドがあるから位置もばっちり決まる。
Tsurugi(剣)とKaede(楓)というネーミングも気に入った。
神棚
Tsurugi(東濃桧)に祀っているのは、中央が結婚式のときにいただいたアマテラス様。
左右は富士登山したときの両奥宮でいただいた富士山本宮浅間大社コノハナサクヤヒメ様。
Kaede(メープル)に祀ってるのが、結婚式でいただいた大麻と、12年に一度の神幸祭の時に買い求めた木神札で、香取神宮のフツヌシ様。
ちなみに楓の花言葉は「美しい変化」「調和」「謙虚」「大切な思い出」。
たくさんの神様を祀るのはよくないという考え方もあるそうだけれど、八百万の神がいるとされる日本でそれはないなと思う。
お札やお守りの効力は1年とされるけれど、何かのご縁のときに手放すか交換しようと思っていて、遷宮が20年だから20年は有効と勝手に思っている。

狛犬は沖縄から連れ帰ったシーサーです。
対になって結界をつくり災害から家を守るという。
洗面の両サイドに置いたら、ここいいかも!っていう顔してるように見える。

つまり、洗面が手水の見立てです。
神棚を購入したら、盛り塩がついてきたので、初めて水・米・塩をお供えしてみた。
いままでお供え物をする習慣はなかったのだけれど、これを機にはじめてみようと思う。
コクリコ坂のメルが写真に毎日水をお供えするみたいに。