ひな菊と黒い犬

まあまあそこそこほどほど

たまねぎの皮を捨てないことにした

玉ねぎの皮
まあ毎回、一年分くらいためてから使う。

たまねぎの皮が色々優秀なのは知っていたので、多少なりとも染色に使ったり出汁をとったりとしてつかっていたのだけれども、たまねぎの皮は生ゴミ処理機で処理できないので(カラカラに乾くだけ)、肥料にしてなかった(=燃えるゴミだった)。
農薬を気にせず、ラクに全量、活用する方法はないかチャレンジ。

(1)きれいな部分をとって出汁に
玉ねぎの皮
みかんの皮にしてもそうだけど、農薬については実はあんまり気にしていない。30年前ならいざ知らず、今は残留農薬については相当に基準も厳しいし、農薬も改良されてる。洗わずにそのまま食べても体に影響が出るような数値じゃない。当然流水で洗うので、それでほぼ流されたと考えていいと思ってる。
ただまあ、たまねぎの皮は、黒カビが多い。黒カビは外側1枚に多くて、2枚目からは影響がない。
出汁に使うときは、黒カビのない内側一枚を使う。今回はカレーにしました。
でもまあ、とりわけるの面倒なんだよね。
nagareru.hatenadiary.org


(2)染色に
染色に使う分には黒カビとか気にしない。
ミョウバンで染めると鮮やかな芥子色がとてもきれい。ただ色抜け・色褪せは早い。
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(3)肥料に
今回はこちらにチャレンジ。
黒カビのついた皮は、強アルカリで殺菌力の高いホタテパウダーで洗うことにしました。

玉ねぎの皮
ホタテパウダーを溶かした液体でじゃばじゃば溜め洗いします。
5分ほどおいて、今度はただの水ですすぎ洗い。最後は流水で流して絞ります。
ジューサービフォー ジューサーアフター
フープロよりも細かくなるかも、と思ってジューサーにしたんだけど、飛び散りやすくて大変だった。量には注意。
バケツ
かつおくらいにはなりました。
これはベッド仕立てにしているバラの下に撒きます。
たまねぎは虫よけになるというので、バラゾウムシ対策くらいにはなるかもと期待。
バラの下は、落ち葉堆肥をはじめとして、引き抜いた雑草も置くし、ぬかも撒く。もちろん生ゴミ処理機の肥料も。カリンの実を埋め込むこともある。
最初の一年目は枝がひょろひょろで花もしょぼしょぼだったから、ホームセンターでバラ用肥料を買ってきて土に混ぜ込んだのだけれど、2年目からは肥料がなくてもそこそこ太いシュートを出して花をつけるようになった。
今年も新芽をたくさんつけていて、咲くのが楽しみ。
白バラ 2017/5